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独自ドメイン[whois情報公開]に注意!個人情報を漏らしている恐れがあるかも…?

独自ドメイン[whois情報公開]に注意!個人情報を漏らしている恐れがあるかも…?

ブログを独自ドメインを使って書いている人・今から使いたいと考え中の人向けです。

ここ最近、「写真の位置情報に注意!」という内容の記事やツイートをいくつか目にしました。

 

確かに気を付けないといけないな、と読みながら、もしかしてまだまだ知らない人が多いのかもしれないと思ったことがほかにもあります。

 

私自身も以前、こちらのブログでも使っている、独自ドメインの設定でやらかしており、その関係で一時個人情報ダダ漏れ状態でした。

 

特に何もなく、怖い思いはしなかったですが、有名ブロガーになりたくて独自ドメインでブログを始める方は特に注意したほうがいいと思います。

 

独自ドメインってなに?独自ドメインを使うということ

ドメイン(サイトのアドレス)は、そのブログやサイトの住所のようなものです。

 

はてなブログのドメインを利用するなら、

http://(自分の好きなサブドメイン).hatenablog.com などが選べます。

 

独自ドメインは、.hatenablog.com の部分のドメインを、たくさんの種類(.comや.net、.xyz など)から選んで、さらに自分だけのアドレスを作り、ブログを運営できます。

 

メリットもデメリットもありますが、私が感じるメリット面は、書いたブログ記事の一部が検索で上位に入り読んでもらいやすくなったということ。

 

シェアされることは滅多になくても、検索からのアクセスだけで4桁になることもふつうです。おそらくはてなのドメインのままだったら、ライバルが多すぎて埋もれていたはず。

 

ブロガーな人は使っていることが多く、趣味のブログで、独自ドメインを使う人はあまりいないイメージですが、長く続けたいなら取得しておいて損はないかと思います!

 

私がそうですが、モチベーションが上りました。今は休み休み書いていますが、継続できています。

 

独自ドメインにかかる費用のみなら、更新料でも平均年間1300円くらいです。初年度は激安なことが多いですが、更新料を確認し比較してから選ぶと良いですよ!

 

ですが、この独自ドメイン…

設定するときに、全くの初心者だと気づかないような落とし穴があります。

 

「whois情報公開」について

実は、独自ドメインを取得すると、登録時に入力した情報が公開され、そのサイトの所有者が誰かを、whois検索できるようになります。

 

検索できるサイトがいくつもあり、この仕組みを知っている人なら、誰でも検索できてしまうのが怖いなと感じるところ。

 

ちなみに無料ブログやレンタルサーバーから借りているサブドメインでは公開されることはないのでご安心を。

 

「whois情報公開」される主な情報

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

 

見ず知らずの人には知られたくない個人情報だと思います。

トラブルが起きたときに、必要なドメイン管理のための公開ですが、悪意を持った人がこっそり狙って集めている恐れも。

 

実際、過去にまとめサイトやアフィリエイトサイトの管理人が、ここから情報を悪用されて、さらなる個人情報をネット上に流出されてしまったことがあります。

 

私は万が一のときのために、登録しているメールアドレスはそのためのものを作って利用していますが、もしAmazonや楽天など通販サイトと同じものを使っていて、パスワードも単純なら簡単にログインされてしまいます…。

 

「whois情報」は代理公開にしておこう

悪用を防ぐためには、「whois情報代理公開」を利用します。

 

代理公開は、独自ドメインを取得した会社の情報を代わりに公開するよというもの。取得するときに設定してしまうのがベストです!

 

ただ、トラブルがあった際、苦情などが独自ドメインの会社に届くことになるので、強制的に代理公開が解除になる場合もあります。悪質なサイトや悪用はNGですよ。

 

お名前.comで独自ドメインを取得するときの注意

はじめ、お名前.comで独自ドメインを取得しました。

一番有名で利用されている方も多いサービスです。はてなブログでの設定も、問題なくできました。

 

ですが、ひとつひっかけというか、納得できなかったことがあります。

 

お名前.com では、whois情報代理公開は通常有料で、新規取得の際に同時に申し込めば無料になるという形式をとっています。

(2016年7月現在)

 

whois情報を全く知らない人が新規取得をする場合、「同時に申込みなら無料」と書かれていても、なんだか怪しいしつけないでおこう、と思ってしまいませんか?

 

私もそう思ったのと、聞きなれないwhois情報という単語をまぁいいかとスルーしてしまい、申込みにチェックを入れずに作成してしまったんですね(-_-;)

 

もし、whois情報を知らずに代理公開にしていない方がいらっしゃいましたら、今からでも代理公開に申込むか、登録情報にはご注意を!

 

今はムームードメインと契約中

お名前.comと同じGMOが提供しているサービスですが、なぜかこちらはwhois情報代理公開は後からでも無料でした。

 

お名前.comのままだと、毎年ドメインの更新料以外に、代理公開のためのお金がかかってしまうので今は、ムームードメイン に移管しました。

 

移管はややこしいかな…?と思ったのですが、1日くらいで完了し、初めてでもスムーズにできました。

ただ、少ししてから半日ドメインが無効になっていたというトラブルがあったので、移管後はきちんと設定されているか確認し、再設定したほうが無難です。

 

移管して良かったことは、更新料が微妙に安かったことと、管理画面がシンプルで分かりやすいということです。トラブルのときの返事も比較的早かったように思います。

 

情報公開のままのメリット?ドメインの交渉

実は登録時の失敗以外で、一時期、代理公開がうまくできていなかったときがありました。登録住所(英語式)が規定通りでないという理由で。最近特に厳しくなったみたいです。

 

その期間に、全文英語で、「このドメイン買わない?欲しいでしょ?」みたいな売り込みメールが届いていました。

 

例えば、mochimonotecho.net というアドレスを使っていますが、

「mochimonotecho.com を売ってあげる」というような内容でした。

 

ドメインは、シンプルで短いものほど人気で、.com など人気のトップレベルドメインだと、意味のある単語はほとんど取りつくされています。

 私のドメインは、需要があるとは思えないんですが(笑)

 

またはこれとは逆に、「売ってくれ」という連絡がくることもあるそうです。

サイトが大きくなり評価されるようになればなるほど、ドメインの価値も高くなります。

 

もしかしたらとてつもない高値がつくこともあるかもしれません。それがメリットかも?

 

ほかに公開のままでいるメリットが思い付かないので…

やはりwhois情報代理公開はお忘れなく